今年は、インフルエンザの患者さんが発生しはじめ
ていますので、ワクチン接種を少し早めにします。
予約受付期間 2026/09/14~2026/12/17
接種期間 2026/09/29~2026/12/18
不活化HAワクチン(皮下注)
生後6ヵ月~3歳未満 2500円/回 2回接種
3歳以上~小学6年 3000円/回 2回接種
13歳以上 3000円/回 1回接種
65歳以上(江別在住の方) 1150円
経鼻弱毒生ワクチン(2~19歳未満)
7000円(税込み)1回接種
経鼻生ワクチン(フルミスト)問診表
フルミスト説明
皮下注ワクチン問診表
皮下注説明
鶏卵アレルギーの人に対するワクチン接種について
インフルエンザワクチンは孵化鶏卵の尿膜腔で増殖したウイルスを原材料として使用しています。近年は高度に精製されていますが、ごく微量の鶏卵成分が残存し、これによるアレルギー症状が起きる可能性があります。
しかし、この量は極めて少ない(数ng/ml)ので、大部分の場合普通に接種できます。
- 卵のアレルギー検査でRAST値が5~6の場合は念のためご事前に相談ください。但し、値が高くても卵を食べて問題が無い場合や今まで接種して問題無かった場合は接種可能です。
- しかしワクチン成分、及び鳥由来成分で、アナフィラキシーを起こした人は当院では接種不適当としております。
経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)とゼラチンアレルギー
フルミストには安定剤としてラチンが使用されているためゼラチンアレルギーの人は接種できません。従来の不活化ワクチンを接種して下さい。
フルミストを作成する時に使用した弱毒生ウイルスも、孵化鶏卵の尿幕腔で増殖させるため、卵アレルギーに関しては同じ考えです。
秋も本番となりました。寒くなり、鼻水と咳を訴える
子供達が増えてきました。
インフルエンザA型16人
8月中旬からインフルエンザA型の小流行があり、9月も
細々続いていました。
10月は寒くなってきたので、少し拡大すると思います。
アデノウイルス(咽頭結膜熱或いはプール熱)1人
10月になり、夏風邪の代表であるアデノウイルスの流行は
終ったようです。
手足口病14人
8月から流行していた手足口病も下火になってきました。
今年の手足口病は、発熱と喉の痛み→口の水泡→手足の水泡
の順番で来るようです。口の中の水疱形成が発熱時に
認められない事が多く、診断に迷うことが数例ありました。
溶連菌感染症 17人
溶連菌の患者さんは年間通じて小流行していて、
9月は17人でした。溶連菌感染症についてはHPを
ご参照下さい。
新型コロナウイルス 7人
9月は新型コロナウイルスの患者さんが7人発生しました。
涼しくなってきたので、これから秋にかけて増加して
くると思われます。重症例はありませんでした。
ヒトメタニューモウイルス3人、 RSウイルス3人
9月は RSウイルス、及びヒトメタニューモウイルスの患者
さんが3名ずついました。
皆さん、気管支炎気味でしたが、吸入療法を行い
今の所順調に経過しているようです。
中耳炎
乳幼児の中耳炎が多発しています!
風邪をひいたり、アレルギー素因の乳幼児は
鼻閉があると、鼻をすすり、鼻腔奥に存在している
細菌 (肺炎球菌やブドウ球菌)を耳管を通じて中耳に
送り込んでしまいます。その結果中耳炎になって
しまいます。
1~2歳の間は、免疫機能がまだ十分でない
場合、中耳炎が発生し易いのです。
しきりに耳を触る、不機嫌、夜泣きが強くなる、
一度下がった熱が又上昇する、耳ダレがある等の症状
の時は中耳炎になっている可能性があるので
受診してください。
詳しくはこのHp「子供の病気-中耳炎」を
お読みください。
Webから予約される際には、発熱のある方、コロナ
濃厚接触者の方は従来と同じく発熱、濃厚接触者欄に
チェックして頂きます。
検査を行い、新型コロナ陽性と判定された場合、
感染隔離室で診察いたします。
院内ではこれまで同様、空気清浄機、及び次亜塩素酸噴霧
による空間除菌を徹底し、2次感染の防止に極力注意して
おります。
患者様におかれましてはこれまで同様院内でのマスク
着用をお願い致します。
1)ウイルスの弱毒化
最近はコロナウイルスに感染しても軽症で済むようになりましたが、その理由については以下のように考えられています。
第1の原因は、現在流行中のウイルスは、肺や気管支(下気道)に到達する前に、鼻や喉(上気道)で感染が終了する事が多いということが報告されています。
第2の原因は感染が全世界に行きわたりその集団免疫が成立した事だと思われます。
第3にコロナウイルスmRNAワクチンが大量に投与され(日本で8億接種、世界では120億接種)、これが感染の拡大を阻止したと評価されています。
2)ワクチンの副反応について
しかしこのワクチンを接種すると、アナフィラキシーや心筋炎等の副反応が少なからず発生する事が判明しました(ほとんどの場合軽症で回復し、後遺症は極めて稀との事です)。
尚、心筋炎 の頻度が多かった若年男性での発生は10万接種あたり数人位でした。
この副反応の原因は
①ワクチンの抗原量が多かったので免疫反応が強く出てしまった。
②ワクチンを包むナノ粒子が免疫反応を増強した。
③接種間隔が短かった等とされています。
現在のワクチンは抗原量を少なくし、接種回数を年に1回程度にするなど改良され、心筋炎のリスクは従来の1/3~1/5に減少したと報告されています。若年男性で10万人に1人程度とされています。
3)今後ののワクチンの接種について
上記のような理由で
基礎疾患のない小児、成人に対しては、任意接種(希望者のみ接種)で良いと思います。
高齢者や基礎疾患のある小児、成人に対しては、新型コロナウイルスはインフルインザと同等かそれ以上のリスクがあるので、免疫力を強化し重症化を防ぐ為にワクチンは必要だと考えられています。
HPVワクチン(子宮頸癌ワクチン)接種勧奨再開までの歴史
子宮頸がんワクチンは2013年4月に定期接種化されましたが、接種部位以外の体の広い範囲で持続する疼痛等が報告され又、これに関する報道等の影響もあり、同年6月に厚労省はワクチンの積極的勧奨を取り消しました。
これらの症状についてはその後国内外で色々検討され、「ワクチン成分がそのような症状を起こすという因果関係は無い」という最終的な結論に達し、2022年4月に、積極的勧奨が再開されました。
日本におけるワクチン接種率の向上
積極的勧奨の再開及びキャッチアップ接種の効果で国内の接種率は急速に回復して来ました。
例えば2007年度生まれで53.0%、2006年度生まれで51.8%、2005年度うまれで53.9%となっています(厚労省)。
キャッチアップ対象の年齢層では88%まで到達しています。
世界の接種状況
EU平均の接種率は64%、オーストラリアは80%台、アメリカは78.2%等、先進国は高いのですが、世界平均は31%程度です(WHO)。
各国のワクチンの子宮癌発生防止効果
スウェーデンでは大規模追跡研究では浸潤子宮癌リスクが大幅に低下、特に17歳未満で接種した群で効果が大きい事が示されています。
イングランドのデータでは、12-13歳で接種されたグループでは子宮頸癌が87%減少前癌状態(C1N3)も大幅に減少した。
スコットランドでは12-13歳で接種されたグループでは子宮癌が検出されていないとの事です。
各国の報告では早く(性交渉前に)接種するほど高い効果が得られるという点で一致しています。
つまり、HPVワクチンは①HPV感染を減少させ→②前がん病変を減少させ→③子宮癌を減少という 効果を示しているのです。
尚、国立がんセンターは現在日本で使用している9価ワクチン(シルガード)は子宮頸癌を起こしうるHPVの感染を80-90%予防すると報告しています。
尚、ワクチンはHPV感染を広くカバーしていますが、効果は100%ではないので、接種後も子宮癌検診は必要です。
HPVワクチン対象年齢
小学校6年~高校1年相当女子
・小児科一般
・アレルギー疾患
(小児喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎)
・夜尿症、低身長
・乳児検診、発育障害
・予防接種
➀ 病気の重症度を考えながら、適切な検査をして
正確な診断をするのが子供たちの健康を守るには
一番大事な点だと思っています。私たちが得た
診断内容(例えば症状の出る理由、重症度等)
はできるだけご両親と共有したいと
考えています。
② お薬はできるだけ最小限にしています。
アレルギー疾患の場合どうしても薬を必要と
する時間が長くなるので、症状が落ち着
いている場合は休薬を含む必要最低限の治療
を行うよう心掛けています。
③ 当クリニックで対応できない場合(入院を必要
とする場合やCT,MRIを必要とする場合等)は
信頼できる他院を責任をもって紹介
いたします。