① インフルエンザの流行について
  インフルエンザA:10人 インフルエンザB:151人
  2月初旬よりB型インフルエンザの流行が始まり、第3週
  より最盛期に入ったようです。
  本年のB型は比較的軽症な印象ですが、胃腸炎を併発
  して重症感があり、点滴が必要な患者さんが
  数名いました。
➁溶連菌感染症(93人)
  溶連菌が相変わらず流行しています。
       咽頭痛と発赤がひどく、細かな発疹が全身にでる典型的
  な溶連菌感染症がチラホラ認められました。
  しっかり治療しなければ、溶連菌後腎炎が起こる
  場合があるので、注意しましょう。
③水痘  現在水痘が流行しているようです。  
   2月は5人の患者さんが来られました。    
   1名を除いて ワクチンを接種していましたので、
   特に 重たい子は いませんでした。
 
➃RSウイルス/ヒトメタニューモウイルス LinkIcon ヒトメタニューモウイルス
  RSウイルス:8人 
  ヒトメタニューモウイルス:3人
  2月になって、これらのウイルスが増えてきました。
 目立ったのが、6ヵ月未満の乳児の患者さんです。熱も
 無いのですが、咳が少し苦しそうと言うことで来院され
 たので、調べてみるとウイルス陽性と言う赤ちゃんが
 何名かいました。これらのウイルスに罹った場合は
 重症化する可能性があるので、注意する必要があります。
 詳しくはHPをご覧ください。 LinkIcon RSウイルス
 
⑤新型コロナウイルス感染症
 2月は新型コロナウイルスの発生数は25人でした。
 今月も幸いなことに重症者は出ませんでした。
 
 
⑥胃腸炎 LinkIcon ウイルス性胃腸炎
 ノロウイルス胃腸炎:2人
 アデノウイルス胃腸炎:1人  
     2月はノロウイルスの集団発生は認め
 られませんでした。患者さんはやはり脱水が
 高度で点滴が必要でした。
 迅速検査が陰性のウイルス性胃腸炎の患者
 さんが数名おられました。いずれも下痢が続く
 位の軽い症状で点滴を要した患者さんは
 おりませんでした。
 
 
⑦マイコプラズマ感染症 LinkIcon マイコプラズマ感染症
   マイコプラズマ陽性の患者数は2人でした。
 昨年は中学生を中心に流行していましたが、今年は
 低年齢層で発生しているのでより注意が必要です。
 発熱とゴホゴホいう咳が出る場合はマイコプラズマ
 抗原検査 或いはPCR検査が必要です。
 
 マイコプラズマ感染にたいしては従来クラリスロマイシン
 が第一選択でしたが、現在はクラリスロマイシン
 が効かないマイコプラズマの変異体が流行しています。
 この場合はオゼックス或いはミノマイシンが有効です。
 
 
 
 
         

 
新型コロナウイルスは従来2類感染症として区分されて
いましたが、令和5年よりインフルエンザ等と同じ5類に
区分されるようになりました。
 
令和6年4月からは、新型コロナウイルス感染の可能性が
あっても一般患者と同等に扱うようと通達がでています。
 
これは新型ウイルスワクチンの普及や体保有者が
増加した結果、新型コロナウイルスの病毒性
低下していることを反映したものです。
 
当院ではしかし、新型コロナ患者様との濃厚接触した
可能性のある患者様に対しては、他の患者様と動線が
重ならないよう最大限注意を払って診療にあたって
行く方針です。
 
新規の患者様であっても、これまで同様、診療に当たる
所存でございます。
 
尚、   
Webから予約される際には、発熱のある方、コロナ
濃厚接触者の方は従来と同じく発熱、濃厚接触者欄に
チェックして頂きます。
 
検査を行い、新型コロナ陽性と判定された場合、
感染隔離室で診察いたします。
 
院内ではこれまで同様、空気清浄機、及び次亜塩素酸噴霧
による空間除菌を徹底し、2次感染の防止に極力注意して
おります。
 
患者様におかれましてはこれまで同様院内でのマスク
着用をお願い致します
 
 
 
 

 
HPVワクチン(子宮頸癌ワクチン)接種勧奨再開までの歴史
 
子宮頸がんワクチンは2013年4月に定期接種化されましたが、接種部位以外の体の広い範囲で持続する疼痛等が報告され又、これに関する報道等の影響もあり、同年6月に厚労省はワクチンの積極的勧奨を取り消しました。
これらの症状についてはその後国内外で色々検討され、「ワクチン成分がそのような症状を起こすという因果関係は無い」という最終的な結論に達し、2022年4月に、積極的勧奨が再開されました。
 
日本におけるワクチン接種率の向上
 
積極的勧奨の再開及びキャッチアップ接種の効果で国内の接種率は急速に回復して来ました。
例えば2007年度生まれで53.0%、2006年度生まれで51.8%、2005年度うまれで53.9%となっています(厚労省)。
キャッチアップ対象の年齢層では88%まで到達しています。
 
世界の接種状況
 
EU平均の接種率は64%、オーストラリアは80%台、アメリカは78.2%等、先進国は高いのですが、世界平均は31%程度です(WHO)。
 
各国のワクチンの子宮癌発生防止効果
 
スウェーデンでは大規模追跡研究では浸潤子宮癌リスクが大幅に低下、特に17歳未満で接種した群で効果が大きい事が示されています。
イングランドのデータでは、12-13歳で接種されたグループでは子宮頸癌が87%減少前癌状態(C1N3)も大幅に減少した。
スコットランドでは12-13歳で接種されたグループでは子宮癌が検出されていないとの事です。
各国の報告では早く(性交渉前に)接種するほど高い効果が得られるという点で一致しています。
つまり、HPVワクチンは①HPV感染を減少させ→②前がん病変を減少させ→③子宮癌を減少という 効果を示しているのです。
尚、国立がんセンターは現在日本で使用している9価ワクチン(シルガード)は子宮頸癌を起こしうるHPVの感染を80-90%予防すると報告しています。

尚、ワクチンはHPV感染を広くカバーしていますが、効果は100%ではないので、接種後も子宮癌検診は必要です。
 
HPVワクチン対象年齢
 
小学校6年~高校1年相当女子



 
 
(上記URLよりWEB予約サイトに移行します) 
 

 
 ・小児科一般
 ・アレルギー疾患
  (小児喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎)
 ・夜尿症、低身長
 ・乳児検診、発育障害 
 ・予防接種
 
 

 
➀ 病気の重症度を考えながら、適切な検査をして
  正確な診断をするのが子供たちの健康を守るには 
  一番大事な点だと思っています。私たちが得た
  診断内容(例えば症状の出る理由、重症度等)
  はできるだけご両親と共有したいと
  考えています。 
 
② お薬はできるだけ最小限しています。
  アレルギー疾患の場合どうしても薬を必要と
  する時間が長くなるので、症状が落ち着
  いている場合は休薬を含む必要最低限の治療
  を行うよう心掛けています。
 
③ 当クリニックで対応できない場合(入院を必要
  とする場合やCT,MRIを必要とする場合等)は
  信頼できる他院を責任をもって紹介
  いたします。