ヒトパピローマウイルス(HPV)は主に性交渉によって感染し、生殖器やその周辺の粘膜にイボを作るウイルスで、遺伝子型で150種類以上あります。HPV16,18,31、33,45,52,58等の型は子宮の入口(頸部)に感染して子宮頸癌に進行する事があります。
日本では毎年1万人以上が子宮頸癌になっており、約2800人が死亡しています。――
HPVワクチンはウイルスによる感染症(尖圭コンジローマ、出産してくる赤ちゃんに産道感染しておきる呼吸器乳頭腫症)を予防する事もできます。
現在これらの予防のために使用されているワクチンはシルガード9です。
このワクチンは子宮癌の原因であるHPV16,18、31,33,45,52,58と尖圭コンジローマの原因であるHPV6,11の感染を予防します。
接種対象年齢:小学6年~高校1年生相当女子に筋肉注射します。性交渉を経験する前に接種する事がのぞましい。
- 15歳未満で接種を始める場合:2回(間隔6ヵ月)
- 15歳以上で始める場合(1回目~2ヵ月して2回目~初回接種から半年以内で3回目)