1)ウイルスの弱毒化
最近はコロナウイルスに感染しても軽症で済むようになりましたが、その理由については以下のように考えられています。
 
第1の原因は、現在流行中のウイルスは、肺や気管支(下気道)に到達する前に、鼻や喉(上気道)で感染が終了する事が多いということが報告されています。
第2の原因は感染が全世界に行きわたりその集団免疫成立した事だと思われます。
第3にコロナウイルスmRNAワクチンが大量に投与され(日本で8億接種、世界では120億接種)、これが感染の拡大を阻止したと評価されています。
 
 2)ワクチンの副反応について
 
しかしこのワクチンを接種すると、アナフィラキシーや心筋炎等の副反応が少なからず発生する事が判明しました(ほとんどの場合軽症で回復し、後遺症は極めて稀との事です)。
尚、心筋炎 の頻度が多かった若年男性での発生は10万接種あたり数人位でした。
この副反応の原因は
①ワクチンの抗原量が多かったので免疫反応が強く出てしまった。
②ワクチンを包むナノ粒子が免疫反応を増強した。
③接種間隔が短かった等とされています。
 
現在のワクチンは抗原量を少なくし、接種回数を年に1回程度にするなど改良され、心筋炎のリスクは従来の1/3~1/5に減少したと報告されています。若年男性で10万人に1人程度とされています。
 3)今後ののワクチンの接種について
上記のような理由で
基礎疾患のない小児、成人に対しては、任意接種(希望者のみ接種)で良いと思います。
 
高齢者や基礎疾患のある小児、成人に対しては、新型コロナウイルスはインフルインザと同等かそれ以上のリスクがあるので、免疫力を強化し重症化を防ぐ為にワクチンは必要だと考えられています。